「予約」を押したあなたへ

予約は、お店が先に履行する取引です

予約ページの時間帯・人数・利用時間・キャンセル規定は、お店が示した条件です。「予約」を押すことはその条件に同意することで、約束はその瞬間に成立します。そこから先に履行するのはお店——席を押さえ、仕入れ、シフトを組む。お客様の番はずっと後です:時間どおりに来ること、来られないときは早めに伝えること。このページは、この前後のある約束で双方が何を負っているかをまとめたものです。

お店が先、来店は後

お店は着席してから動き始めるわけではありません。予約が通った時点で、もう次のことが起きています。
  • 席を押さえる:その時間帯のその卓は、もう他の方には売りません。
  • 仕入れ・仕込み:予約数に合わせて当日分を用意します。
  • シフト:見込みの人数に合わせて人を配置します。
  • 満席の時間帯ではもう一つ:同じ時間を希望した他のお客様をお断りしています。

一度の心変わりで、払う人は三者

直前キャンセル・遅刻・人数変更を負うのはお店だけではありません。代償は三者に分かれます。
  • お店

    食材と人件費は来店前にすでに出ています。時間帯が過ぎ、他のお客様が入らなければ、その時間の売上はゼロ——費用はそのままです。

  • 予約できなかったお客様

    その席は、来なかった方のために押さえられていました。満席の時間帯なら、来るつもりだった誰かがお断りされています。

  • 時間どおり来たお客様

    時間帯ごとに提供を組んでいる場合、遅れた卓は次の時間帯に押し込まれ、後ろの卓はすべて待つことになります。人数変更も同じで、仕込みと席の組み替えの負荷は提供とサービスに出ます。

損失は誰かが払う。最後に払うのは約束を守る人

一度の損失は取り戻せないため、お店は事前に自衛します。どの自衛も効きますが、どれにも払う人がいて、それは約束を破った本人とは限りません。
知っている方だけ受ける(常連制・紹介制)
払うのは新規のお客様。紹介がなければ予約できません。
来ないことに費用をつける(カード登録・デポジット)
払うのは、約束を守るのに先に預ける側のお客様。
損失を価格に入れる(サービス料・値上げ)
払うのは全員。一度も違えたことのない方も含みます。
そもそもリスクを取らない(予約をやめ、当日来店のみ)
払うのは事前に段取りが必要な方:ご家族、ご年配、遠方からのお客様。

自衛そのものにも費用がかかります——デポジットの督促、返金処理、問い合わせ対応——それも結局は一皿の価格に入ります。

早めに、ひと言

お願いしたいのは三つだけ。どれもメッセージ一通で済みます。
  1. 1

    来られない

    早めにキャンセルを。席は次のお客様へ回せますし、仕込みもまだ調整できます。

  2. 2

    遅れる

    来店予定の前にご連絡を。厨房はあなたの卓の提供時間を組み替えられます。

  3. 3

    人数変更・特別なご要望

    先にお店へご確認を。人数、席、子ども用椅子、アレルギー、お祝いの用意には時間が必要です。

約束を守る人が損をするべきではありません。守ってくださるすべてのお客様に感謝します。

よくある質問

直前にキャンセルしたら、料金はかかりますか?
そのお店のキャンセルポリシー次第で、全国共通のルールはありません。多くのお店は料金をとらず、早めの連絡だけを望みます。デポジットやカード登録があるお店は、何日前までなら全額返金か、その後はどう扱うかを明記しているのが普通です。これらの条件は予約時に見えているはずで、見当たらなければ予約前にひと言聞くのが早いです。
何分遅れると席は解放されますか?
お店ごとに決めており、15〜30分あたりが多く、コースやおまかせのお店では一斉スタートのためより短いこともあります。大事なのは何分かではなく、遅れると分かった時点で伝えることです。伝われば厨房は組み替えられますが、伝わらなければその卓は空いたまま待ちます。
なぜデポジットやカード登録を求めるお店があるのですか?
一度のノーショーの損失は取り戻せず、事前に確率を下げるしかないからです。席数が少ない、食材が高い、当日の仕込みを翌日に回せないお店に多く見られます。デポジットは罰金ではなく、あなたのために用意する分を押さえるためのものです。先に預けるのは守る側なので、その費用を負っているのはむしろ約束を守るお客様でもあります。
人数が減る場合も、先に伝えるべきですか?
はい。人数は仕込みと席組みの基準です。6名が4名になると、すでに大きい卓に組まれ、6名分を仕入れている場合があります。早めに伝えれば、双方まだ調整できます。
大人数を受けていないお店で、分けて予約してもいいですか?
おすすめしません。大人数を受けないのは提供のテンポや卓の形の制約で、姿勢の問題ではありません。分けて予約しても当日できることは変わらず、ご自身のグループと後ろの卓が待つことになります。上限を超えるときは、貸切や別の時間帯を相談するほうが現実的です。

お店の方へ:このページはお客様にそのままお渡しできます

売り込みはなく、どのシステムにも紐づきません。予約確認メッセージ、予約ページ、SNS のプロフィールにリンクを置いていただけます。その場でルールを説明するのは難しいので、事前に一度読んでいただくほうが楽です。

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一つの約束を、双方が大切に

約束を守る人が損をするべきではありません。守ってくださるすべてのお客様に感謝します。